意外と当てはまってる!?人の内面にある認知のゆがみ10パターン
何事も土台が大事!
土台がしっかりしてないと、家って崩れちゃいますよね。
人も同じで、土台、基礎がしっかりしていないと簡単に崩れちゃいます。
ここでいう人の土台、基礎は「考え方・価値観」です。
そんな土台、基礎にプラスになりそうな本がありました。
pha(ファ)さんの [しないことリスト] です。
この本では、「しなければいけないこと」がたくさんあるように見える世の中だが、「本当は別にしなくてもいいこと」だらけ、というのを36のリストで説明をしています。
1リストが平均2〜3ページでまとめられているので、まだ読書に慣れていなかった僕でも読みやすい本でした。
その中で、「頭の中だけで考えない」というリストで「認知のゆがみ10パターン」というのが面白かったので紹介させていただきます。
認知のゆがみ10パターン
1、全か無かの考え
>>少し失敗しただけで「もう全部がダメになってしまった」と考えてしまう
2、極度の一般化
>>1回よくなかったことがあっただけで「いつもこうだ」と考えてしまう
3、心のフィルター
>>良い面も悪い面もあるはずなのに悪い面しか目に入らなくなってしまう
4、マイナス思考
>>褒められても「まぐれだ」「誰もわかってくれない」と捉えてしまう
5、論理の飛躍
>>他人の行動を根拠なく何でも悪いほうに関連づけて考えてしまう
6、過大評価と過小評価
>>欠点や失敗を実際以上に大きく考え、良い点や成功を実際以上に小さく考えてしまう
7、感情的な決めつけ
>>「不安に思うから失敗するに違いない」など感情で全てを決めつけてしまう
8、〜すべき思考
>>「〜すべきだ」と原理原則で考えて自分や他人にイライラしてしまう
9、レッテル貼り
>>「自分はダメ人間だ」「クズだ」などと決めつけてしまう
10、誤った自己責任化
>>何かトラブルが起こったときに「自分が全部悪い」と考えてしまう
いかがでしょうか?
結構日常的に考えてしまっている人もいるのではないでしょうか。
僕は全部当てはまっちゃっていました!
認知のゆがみ対策
ではどうしたらいいのでしょうか。
認識や考えが偏らないようにするためには、思考を頭の中だけでグルグル回すのではなく、時々外にアウトプットすると良いと作者は言っています。
方法としては2つ、「紙に書き出す」と「人に話す」です。
「紙に書き出す」ことは、うつ病の治療法の1つとしてある「認知療法」でも使われているそうです。
うつ病にかかってしまうと、「自分はいつもダメだ」「もう終わりだ」「お先真っ暗だ」と、何でもネガティブに考えてしまうらしい。
そうした「認知のゆがみ」の冷静に補正するための方法で「紙に書き出す」ことが良いとのこと。
思考の内容を紙に書いて頭の外に出すと、それを客観的にみることができ、そこに「認知のゆがみ」があると気づくことができる。
僕自身も実践していますが、頭の中が整理されてすっきりします。
日記で、出来事だけではなく、その時どんなことを感じたのかなども書いています。
「今日は職場の人からお菓子をもらえて嬉しかった!」
「ぶつかってきて謝らないどころか舌打ちされて悲しかった…」
といった具合です。
うつ病の治療法だけど、うつ病じゃない人にも役に立つ方法だと思いました。
もう1つは「人に話す」
その真っ只中にいる当事者にとっては特別で切実な悩みが、外の人からみると単によくある話だったりもする、と作者は言います。
ネットで、知らない人の意見を聞いてみるの違った視点からの意見がもらえて良いらしいです。
また、1人の意見だけでなく複数の人に話を聞いてもらうのも大切だといっています。
1人にしか聞いていないと、自分の意見が変なのか相手の意見が変なのか判断がつかなくなるからです。
1人でできることには限界があるので、誰かに話を聞いてもらうことは大切ですね。
まとめ
「頭の中だけで考えない」というのは、ネガティブ思考になりすぎないための方法で、とても大切だと思います。
思考がマイナスになりすぎてしまうと、人生が苦行のように感じてしまい楽しくないですよね…
思考変わったら運命変わっちゃうので、一緒に変わっていきましょう!
これからも、たくさん集めたら人生変わる[少しの知識]を配信していきますので、お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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