さらに人生を楽しく!7つの切り口で伝える力を身につける!
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相手にしっかり伝わると人生楽しい!
前回の記事では、
ステップ1:自分の頭の中をそのままコトバにしない
ステップ2:相手の頭の中を想像する
ステップ3:相手のメリットと一致するお願いをつくる
をご紹介しました。
一度落ち着いて相手の頭の中を想像します。
相手のメリットを絡めたお願いをすることにより「イエス」を引き出しやすくなるというものです。
でもちょっとざっくりしててよくわからないな…
今回は、「イエス」に変える伝え方の3つのステップにプラスして
「イエス」に変える7つの切り口をご紹介します!
相手の頭の中を想像する際に使えると思います!
相手の「イエス」を引き出す7つの切り口
①相手の好きなこと
「これやっといて」は自分のメリットでしかないので、相手の好きなことに絡めてお願いをします。
例えば、
手の空いてる先輩に、建物が離れたところにある部署へ書類を持っていってほしい時。自分は忙しく手が離せないのでお願いをしたい。
先輩が「女の子好き」であるとします。
その場合は、「〇〇部署に最近可愛い新人さん入ってきたんですよ!今ちょうど〇〇部署に持っていく書類があるんですが、お願いできませんか?」となりますね。
先輩は可愛い新人の女の子に会える口実ができ、自分は「書類を持っていってもらう」というお願いを聞いてもらえて、どちらにもメリットがありますね。
②選択の自由
「〇〇いかがでしょうか?」という「イエス」か「ノー」」で答えらえる質問では相手に「決断」をさせなければなりません。
人は、「決断」することが得意でなはいです。
ですが、「比較」することは得意です。
なので「〇〇と△△どちらがよろしいでしょうか?」と選択肢を与えてあげると選んでもらいやすいのです。
100%欲しくなくても、比較できるように見せてあげるとどちらかを選んでしまうもの。
この時の選択肢は、どれも自分にとって選んでもらいたいものにします。
目的は買ってもらうこと。
であれば〇〇と△△を比較させてどちらかを買ってもらえれば目的は果たせます。
③認められたい欲
「他人に認められたい」「いい顔を見せたい」という気持ちが相手にある時に効果を発揮します。
後輩に残業をお願いしたいとき、
「残業お願いできる?」では、頭の中をそのままコトバにした自分だけのメリットです。
そこで、相手を認めるコトバを使い
「君の企画書はとても光るものがあるから手伝ってほしいんだよね」と伝えます。
人のDNAには「認められたい欲」が組み込まれていて、それを満たせるならちょっと面倒なことでもやろうと思うのです。
上司と部下の関係なら断られることはないかもしれませんが、気の乗り方が全然違ってくるのでクオリティが高いものが期待できると思います。
仕事を引き受けてくれ、さらに仕事のクオリティも期待できるとなるとお互い気持ちよく仕事ができそうですよね。
④あなた限定
相手が「寂しがり屋」「自分が好き」という時に効果を発揮します。
これはとても効果が高いので、良心のもと使ってみてください。
間違っても高い壺を買わすために使わないように。
例えば、あなたにとって優先順位の低い会議に誘われたとします。
「会議に来てください」と言われてもなかなか気が乗らないですよね。
でももし、この「あなた限定」を使って誘ってくれたら?
「他の人は来なくてもいいんですが、〇〇さんだけには来てほしいです。」
行ってもいいかなってなりません?僕だったら会議に参加してしまうと思います。
「あなた限定」では、相手の名前をしっかり呼ぶことがポイントです。
「私が必要とされている」という心の満足感を与えることで相手のメリットになるのです。
⑤チームワーク化
相手が、「めんどくさい」「やる必要性がそこまで感じられない」と思っているときに効果を発揮します。
例えば、彼氏にタバコをやめてほしいと思っているとき。
「タバコやめて」は自分のメリットでしかないし、相手としては「めんどくさい」ことだとします。
そうなると、なかなかやめてくれませんよね。
そこで「チームワーク化」で、一緒に頑張ろう!と相手を巻き込むのです。
「私も、大好きなケーキを食べるの我慢してダイエットするから、一緒に頑張ろう。」
面倒なことでも、人と一緒ならできるかもと思えますよね。
「一緒にどう?」というコトバって嬉しさを感じませんか?
学生の頃の連れション。トイレ行って帰ってきたら友達から「トイレ行こうぜ!」でまたトイレに行く…そんな経験ありますよね。
人は人と一緒に何かをするのが本能レベルで好きなんです。
その本能を刺激してあげると、話を聞いてくれ安くなるんです。
⑥嫌いなこと回避
相手の嫌いなことからコトバをつくる方法です。
「これ嫌いでしょ?だからやらない選択をしましょう」というものです。
例えば、看板に「この芝生に入らないで」と書いたとします。
これは自分のメリットでしかありませんよね。
気持ち良さそうだから〜と入られてしまうかもしれません。
そこで「嫌いなこと回避」で、相手の嫌なことを想像してみましょう。
すると、「芝生に入ると農薬がつきます。」となりますね。
農薬がついちゃうなら入りたくないな…と思わせて、「入らないこと」が相手のメリットになり同時に「芝生に人を入れない」という目的が果たせます。
この「嫌いなこと回避」は使いすぎると上から目線の印象を与えてしますので乱用は避けたほうがいいと思います。
他の切り口を使っても相手が動かないときに最後に使うのがいいかもしれません。
⑦感謝
とてもシンプルですが、とても効果的だと思います。
万能かつ人と接するときの基本です。
例えば、人にたびたびアドバイスをもらいたいとき、
「これからも教えてください!」だと自分にしかメリットがないですよね。
それを「これからも教えてください!ありがとうございます!」と先に感謝を伝えると相手は気分も良くなり「ノー」とは言いにくいでしょう。
普段ですと、何かをしてもらった後に「ありがとう」と伝えますが、これからもお願いしたいと伝えるときはお願いと同時に感謝も伝えるのがとてもいいです。
相手がまだ何もしてない状態で感謝を伝えちゃいましょう!
まとめ
①相手の好きなこと
×「先輩、この資料を〇〇部署へお願いします」
○「先輩、最近〇〇部署に可愛い新人さん入ってきたんですよ!ちょうど〇〇部署へ持っていく書類があるんですがお願いできますか?」
②選択の自由
×「デザートはいかがですか?」
○「フルーツタルトとマンゴーアイス、どちらがよろしいですか?」
③認められたい欲
×「残業お願いできる?」
○「君の企画書は光るものがあるからお願いできる?」
④あなた限定
×「会議に参加お願いします。」
○「〇〇さんにはこの会議に参加してほしいです!」
⑤チームワーク化
×「タバコやめて。」
○「私も大好きなケーキを食べるの我慢するから、一緒に頑張ろ?」
⑥嫌いなこと回避
×「この芝生に入らないでください。」
○「芝生に入ると農薬がつきます。」
⑦感謝
×「これからもお願いします!」
○「これからもお願いします!ありがとうございます!」
伝え方で人生は大きく変わると思います!
今まで上手くいかなかったことも伝え方で上手くいくようになる確率はグッと上がります!
僕も勉強して伝え方マスターになっていきますので、一緒に頑張りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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